支援方針

支援方針

個別支援計画を作成し、日中活動の中で療育目標に向かって過ごします。

それって本当に問題行動?

一般的に問題行動と言われるものは様々です。
ヒーローズでは問題行動と言われる行動を次のように「命の危険があるか」「悪意がある行動か」に当てはめます。

  1. 悪意が有、命の危険が有、ケース(暴力等)
  2. 悪意が無、命の危険が有、ケース(事故等)
  3. 悪意が有、命の危険が無、ケース(暴言等)
  4. 悪意が無、命の危険が無、ケース

①や②の場合は命の危険があるので問題行動といえるかも知れません。その場合はなぜそこに至ったかを分析し対処していく事になります。
③の場合は直接的に命の危険はないかもしれませんが、暴言などがきっかけとなり、①②の危険につながる事もすくなくありません。

朝の会での立ち歩き、ひそひそ話、その他服装や持ち物など一般的にその場その場でのルールなどに沿っていないだけという場合もあります。ヒーローズでは④のケースでは問題行動とは捉えず、社会的障壁をなくし、子供たちがより過ごしやすいルールを見直しながら作っていきます。
子どもたちを取り巻く社会では「そのルール本当に必要?」と多くの方が疑問に思うケースも多々あるかもしれません。本質を見失ったルールは時に差別や障壁を生むことがあります。また海外の人々から見た日本の常識が世界では非常識と感じるルールもあるかもしれません。どこまでも目的と本質を見つめ、より多くの子どもたちが気持ちよく過ごせるルール作りを考えます。
またヒーローズでは子供たち自身が自主的に話し合い、考え、ルールを作っていく姿が見られます。それはただ何となく法に従うのではなく、自分たちの力でよりよい法を考え創っていく、未来の若き英雄たちの姿なのです。

それって障害?才能?

特性は人の数だけあり、その在り方も様々ですが、
AさんBさんの例で見比べてみます。

Aさんは「一つの事に集中する特性がある」 Bさんは「多くの事に反応して同時に処理する」 という特性があります。

Aさんの場合、同時に色々な情報を処理しなければならない環境では苦手な事が多くなり、
Bさんの場合、一つの事だけを継続して集中する環境では苦痛を感じます。

職業で例えて考えてみます。

・一杯の美味しいラーメンだけを研究する専門店の店主
・世界コンクールで優勝を目指すパティシエ
・毎日同じルーティンで世界記録を更新するアスリート
…等

・多くの客の注文を聞き、ラーメンをゆで、餃子も焼き、チャーハンも作る人
・色んな人から話を聞き、取りまとめて最適なインフラ整備する経営者、政治家
…等

例をあげると世の中には色んな職業の色んな環境が持つ特性があり、環境が持つ特性と本人が持つ特性が噛み合わない時に日常生活の中で生き辛さを感じる事が多くなります。その場合は自分が持つ特性を障害だと思うかもしれません。
しかし自分の特性に合う生き方や環境で働くことで、その特性が才能として開花するケースも沢山あるのではないでしょうか。

大切なのは本人や家族、支援者が本人の特性を把握し、強みとして活かせる環境を整えることや「自分の取扱説明書」を理解することが大切です。

計画の作成

個別支援計画を作成し、日中活動の中で療育目標に向かって過ごします。 保護者の方、本人のご意向、本人の特性、診断書、wiscⅣ検査などの心理検査報告書等に基づき支援計画を作成します。

楽しみながら育つ

日常生活の中で一番困っている事から短期目標を立て、二次障害や問題行動を適応行動に変えていきます。 基本的には遊びの中で楽しみながら認知能力、非認知能力などを育てます。

一人一人のペースで

本人の強みや興味、ストレングスにアプローチしたスモールステップ、ボトムアップによる内発的、主体的な活動の中で自己肯定感を強め、新しい事に挑戦する自信、諦めずに継続・再挑戦する力、集団の中での協調性を育てます。